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フランチャイズ本部の考え

フランチャイズ本部も企業

当たり前のことですが、FC本部も企業なんですね。
なぜ、こんなことを言うかといいますと「本部が加盟店から利益を吸い上げているから儲からない。」言う加盟店オーナーさんが多いんですね。

でもこれ、本部も企業ですから、より多く利益を出そうとするのは当たり前のことなんですよね。ロイヤリティーは、本部の売上になりますから、多く取りたいという気持ちも当然なんです。


(あ。私は別に、本部の擁護をしてる訳ではありませんよ、
当然ながら加盟店側さんの味方です。この場合企業としてみてですね。)


ただ、本部側とすれば、自分達が出店や地域の拡大を行えば、利益を出せるノウハウを持っているんです。(持っていなけりゃFCをやれません) でも、店舗を全国に
展開する資金が無いから、事業提携者(加盟店)にやってもらっているのです。

だから、本部の言い訳としては「お金儲けの出来るノウハウを教えてあげてるんだから、お金を頂くのは、当然です。」と言っているわけです。

ですから、加盟店が「取りすぎだ!」というのはちょっと違うのです。
それならば、加盟前に検討するべき部分です。ロイヤリティーが上がる場合は、
契約書に明記してありますからね。


ノウハウがあるから店舗としてやって行けるし、事業も成り立つ。それに対し、相手が価値を決める。加盟店としては、その枠内でやるしかないってことなんですね。


ただ!ですね、この辺をよく考えていない本部もいるのは確かなんです。

「ロイヤリティーが売上になるし、解約できないから取れるだけ取ってやれ」

と半ば強引に、契約途中で値上げする本部もいるんです。でもね、こんなところは
まず続きませんので、加盟先を減らしていくだけなんですよ。

だって、ロイヤリティーやらその他もろもろの経費負担が加盟店側に大きくのしかかったら、やっていけないですもの。加盟店は。すると撤退が加盟を上回る自体も出てくる。そうすると、新規の開業希望者ばっかり集めなきゃいけないので、宣伝費は掛かるわ、営業費は掛かるわなどで、結局儲からなくなっちゃうんですね。

だから、3年位フランチャイズをやっていない企業というのは危ういんです。
ある程度の撤退は仕方がないと思いますが、余りに多すぎるようですとかなり危険です。フランチャイズフェアーなどでは、この辺の撤退数なども聞いてみましょう。


あと、本部は仕入れ(商材卸)などでも利益をとっている所がほとんどです。
契約の際に、

「本部商材を何%以上、もしくはすべて取らなければいけない」

という内容があれば、ほぼ間違いなく大量仕入れをして、加盟店に上乗せして卸していますね。

ただ、これ自体は全然悪いことじゃないんです。だって、「同じ看板の元に、品質を均一に提供する」というのがフランチャイズの命題ですから、お店ごとにバラバラのメニューや味を出されては、これが出来なくなりお客様の信頼を裏切ることになります。

ですから、商材の均一化は絶対に必要になってくるんですね。

でもね、これを建前にして、暴利ともいえるぐらい上乗せしている企業もあるんです。
普通これは、加盟前にはなかなか見抜けないんですが、このサイトをご覧の方だけに見破り方をこっそり教えちゃいますね。

それは、「原価率」というものと、「仕入れ率」というものを見ていただくと分かります。

*原価率というのは、「その商品を作るのにいくらかかるか?」というものですね。 コンビ二など小売の場合などでは、「値入率」を100%から引くと出てきます。 正確には、原価は金額で表すのに対し、売上に占める割合を原価率といいます。

この原価率が、一般的な小売では70%前後程度、飲食では30%前後と言われています。飲食の場合は、その材料を再び調理、加工などが発生するのでこの程度が一般的になっています。

仕入れ率に関しては、100%のところもあれば、70%以上、もしくは一括配送が難しい野菜などだけ、と様々です。


この原価率が平均以上に高く、仕入れも自由に出来ないところは、本部が仕入値に大きな利益を乗せている場合があります。こういう所に加盟すると、オーナーがいくらがんばっても、利益が出にくい体質になりますので、チェック項目に入れておいてくださいね。

ただ、仕入れ率なんて、正面から本部に聞いてもたぶん教えてくれないので、加盟店のオーナーさんなどに聞いてみましょう。本部の本音が数字から見えるかもしれませんよ。

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